新たな可能性への挑戦

MEISDEL/タニコー株式会社×日鉄ステンレスアート

 

 青山でミシュラン三ツ星を7年連続取り続けたシェフが八ヶ岳で昼夜一組ずつお客様をお迎えするお店を開店しました。

 シェフの思いが詰まった一点もののキッチンです。シェフが使いやすい高さにミリ単位で合わせて製作した、シンクや作業台。

 和食なので銅をイメージさせるパールバイブレーションノイエス/ピンクブロンズを大変気に入り、扉材等すべてパールバイブレーションノイエス/ピンクブロンズで作りました。ガスレンジや冷凍冷蔵庫、製氷機、レンジフードなどもすべてオーダーでパールバイブレーションノイエス/ピンクブロンズ仕上げで統一し、一体感のある厨房となりました。 

 

            タニコー株式会社 MEISDEL室

               須賀千尋様・伊東千春様

              https://www.meisdel.com/




プロダクトデザイナー

辰野 しずか×日鉄ステンレスアート

 

   奥行きのある繊細で柔らかい質感、霧や雨など、空や大気の自然をテーマにデザインした今回のステンレス製のスツールは、美しい色と質感を作る事が出来る日鉄ステンレスアートのステンレス加飾技術から生まれました。

  鏡面やエッチング、バイブレーションやヘアラインなどの研磨加工を用いて、繊細で奥行きのあるグラデーションの質感作りに挑戦しました。一般的に無機質で冷たい印象を持つステンレスですが、この技術により自然を思わせる柔らかい印象の表情を作る事が出来ました。

  

色々な角度から素材の表情を楽しんでいただけるよう、箱型の立体形状にし、それぞれの面の柄が綺麗に繋がるように手作業で仕上げをしていただきました。水に強い元々の素材特性も有りながら、更にファインガード3を施すことで指紋がつきにくくなるため、手をついて座れるスツールのサイズにしています。

     美しい質感や色、汚れを気にしないで使えるこの加工技術は、他にも様々なプロダクトで活躍するのではないかと思っています。

 

プロダクトデザイナー

辰野 しずか様

 

Material ConneXion Tokyoで開催されていました、

辰野しずか氏とのコラボ企画展「MATERIAL DESIGN EXHIBITION 2019」は2019年12月20日で終了いたしました。